個人セッション

幼少期の育ちかたは、その後の認知に重要だといわれています。本当に感じていたことには蓋をして、そのときに適した対処法をとって生き残ろうとします。それは本能の働きによるものなのですが、その対処法を大人になってからも取り続け、その習慣からなかなか変えることができません。

例えば、叱り続けられる環境で育った人は、自分の気持ちを抑え、自分を表現することができないかもしれません。

教育を重んじる過程で育った人は、常に頑張る自分でいようとし、そうでない自分が許せないかもしれません。

このような自分の状態に気づき、過去におきた体験から思考的、感情的、体感的にも抜け出すためのワークを行っていきます。

一見何の問題もなく育ったけれども、不安感が強い、　等なんらかの不調を感じている場合は、お腹の中にいる時期にまでその原因がさかのぼるかもしれません。胎児期に、母親の状態が何らかの理由で不安定であると、お腹の中の赤ちゃんにも伝わっています。

例えば、胎児期に、母親が何等かの悩みを抱えていて、思いつめていた場合は、母親がその間不安に感じていた等は子どもの漠然とした不安感や落ち込み、気持ちを感じられない等につながります。

この時期に現在の悩みが起因している場合は、催眠や体感覚、呼吸を使って当時の未完了な想いを完了させていきます。

祖父母以前、何代も前の先祖の代で起きたことも現在の私たちに影響しています。

先祖の代で、未完了に終わった感情、誰にも気持ちを理解されなかった、理不尽な体験をした、災害、事件、戦争などトラウマ的な大きな体験など。そういった体験がうまく対応されないまま亡くなってしまっている場合、後の世代にその体験を完了させるような出来事が起こることがあります。

幼少期や胎児期にも何もなかったけれども、なぜか不安感がある、死にたい気持ちがある、頭で考えるとおかしいけど、ある衝動が頭から離れない、繰り返し同じ問題が起こり続ける。このようなことがある場合は、先祖のワークを行います。

先祖のワークと同じく、現在誕生する以前の出来事も、今に影響していることがあります。

過去生でやり残したこと、理不尽な思いをした人生、トラウマ的な体験や死に方、これらのことが現在の生きづらさにつながっていたり、今世の親の元に生まれた理由、人生でやりたいこと、ミッションにつながっていることがあります。

なぜかわからないけれど同じ失敗を繰り返している方、なぜこんな人生のもとに生まれたのか、自分の生き方を模索したい場合にもお勧めのワークです。